幹部ポジションからの降格は負け組か?

コンサルのキャリアパスとして、幹部(マネージャー以上)となることを一つの目標としている人は多いと思います

 では、

さぽふる

幹部職への昇進がゴールでしょうか?

更なる高みを目指して役員(パートナーなど)を目指す人もいるでしょう

 では、

さぽふる

より高い役職に就くことが、あなたにとってのゴールでしょうか?

ゴールは、あなたの目指す姿、ありたい姿です

さぽふるは、コンサルファームで幹部に昇格したのち、自ら申し出て、幹部職からプレーヤー職に降格した経験があります

降格によって、一時的に年収が下がりました

しかし、いまでも自分で決めたことに後悔はありません

さぽふるの経験から、

自らが選んだ降格はキャリアパスは選択肢の一つ

が提案です

なぜ、さぽふるが降格を選択したのか?

理由は2つあります

1.子供と一緒に過ごす時間を増やすため

2.管理職より現場で過ごすプレーヤーの仕事が好きだったから

の2つです

1.子供との時間を優先するため

とてもシンプルですよね

当時、さぽふる「これだけは失いたくないものベスト5」を書き出したとき、失いたくない第1位が「家族との時間」でした

子供は、すぐに大きくなります(感覚的には)

成長の瞬間を見逃してしまったとしたら、後悔すると思ったのです

失った時間は、取り戻すことができないからです

もちろん、お金も大切です

お金があれば、生活にも教育にも経済的な豊かさや潤いが出ることは間違いないでしょう

しかし、給与や役職ポジションは、仮に一度、捨て去ったとしても、もう一度、取り戻すことができるだろうと考えたのです

大袈裟にいえば、

もし明日が人生最後の日だったとして、誰と、どう過ごしたいか?

後悔しない生き方がしたかったんですね

(それだけ、当時は多忙で追い込まれていた時期でもありました)

自分にとって重要なものを優先するとシンプルに考えた結果でした

2.管理職より現場で過ごすプレーヤーの仕事が好きだったから

降格するとき、家族や子供のために自己犠牲で降格すると選択した場合、それは他責思考で、危険だったと思います

後日になって、家族のために自己のプロモーションを犠牲にしたと後悔したり、言い訳にするとしたら良い選択肢ではなかったでしょう

自分の目指す姿は、自分が決めるべき、

ですよね

さぽふるは、

さぽふる

ほんとうに自分がやりたいことを選ぶ

と心に問うたのです

その時にやりたい、楽しいと思った仕事は、現場に出て、クライアントと一緒に目の前の課題解決を支援することだったのです

社内会議よりもクライアントワークが好きでした

自社の売上業績は少し横に置いておいて全力で目の前のクライアントを支援をしたい、そして将来のために顧客接点の中でしか学べない経験を、より多く吸収しておきたいというのが欲求でした

このように、

家族との時間を増やすために役職という重石を下ろし、将来のための充電や学びに投資ができた期間は結果として正解だったと思っています

一時的には給与が下がるので、
必ず正解となる選択ではないですが、
幹部ポジションからの降格は負け組とはいえない
と思います

まとめ

キャリアパスは上の役職に昇進するだけが正解ではない

一生の中で、後悔しない生き方を目指す姿にしよう

そして、

目指す姿を自分で決めたならば、停滞することも、降格することも選択肢の一つに加えてみましょう

さぁ、はじめましょう!

運営者 さぽふる

この記事を書いた人

さぽふる

<プロフィール>

✔ 40代 現役コンサルタント

✔ コンサルファーム 通算15年 (2社)

✔ 大手事業会社(2社)

✔ スタートアップ ベンチャー企業(1社)

✔ 4回の転職経験

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