コンサル業界は人材定着率が悪い職場の一つといえるでしょう
SDGsのように持続の重要性がいわれている現在、コンサルファーム各社が持続可能な働き方を実現するための改革を追求しています
一昔前とは、働き方が明らかに変わりました
40代で現役コンサルタントのさぽふるです
コンサルファーム は2社目で、通算 15年働いています
社会の価値観が変わったことで、働いている社員への変革も求められています
持続可能なコンサルタントとして実践している働き方を、さぽふるが提案します
持続可能なコンサルファームでの働き方
1.感情報酬
2.デジタル
3.共感
です
感情の報酬とは、幸福感です
物理的な報酬、つまり金銭のみの報酬を目指していると
持続可能性が低くなってしまう印象があります
資本的な報酬は数値化できるので、他人や過去と容易に比較ができます
確かに数字は分析に有用ですが、自分の価値を数値だけで判断してしまい、他人と比較することでモチベーションを下げる人が多いのが事実です
働いている目的は何か?
物理的な欲求を満たすことではない非収益の中に価値を見出さなければ、長く続かないです
非資本的な自分の価値を見つめることが大事です
大きい小さいではなく、自分のスキルや経験が、社会やクライアント、身の回りの人や同僚などの役に立っていることを忘れず、資本的な報酬は結果として受け取っているという気持ちを持つようにしたいです
自分が、自分に対して、感情の報酬をあげる意識が何より大事です
効率化は重要です
デジタルを使いこなすことによって生産性を向上させる、つまりタスクの消化を効率的に行うことができます
しかし、何のために効率化するのか?
効率化の先が、単にタスクを、より多くのタスクを消化するためという「量」の向上に使っていては、持続可能とはなりません
×悪い例は、
効率化することによって、タスクを消化し、別のタスクを実行する
〇良い例は、
効率化することによって、自分が本当にやりたいことに集中する
事前に論点を整理し、タスクを分解して、業務設計しておくこと、更にデジタルを使いこなすことで、タスクあたりに掛かる時間は減らせるでしょう
無駄な贅肉を落とすことは短期的に良いのですが、ストイックに落とし続けること、そして永遠に落とし続けることが頭をよぎると、不安になります
AIが発展することで、自分の居場所がなくなるのではないかとか、いろいろ考えてしまいますよね
ですので、
業務を効率化して空いた時間を何に投資するか
これが、重要です
投資対効果がすぐに出ないようなアイデア創出などに使うのがよいでしょう
創造的なタスクこそ、人間がやる意味があると思っています
業務を効率化する理由は、自分へ投資する時間を増やすためという文脈が、持続可能な働き方だと確信しています
持続的に働くためには、
仲間と想いを「語り合う」機会が必要です
私たちは、どのような想いで、何を提供している会社かを語り合う時間が大事なんです
あたり前だと思っていることを、共感する仲間へ伝えることが大事だと思います
ハーバード大学の研究を解き明かした書籍『グッドライフ』の中で、「健康で幸せな生活を送るには、良い人間関係が必要だ」と記載されています
グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない (&books)
幸せな人生の条件の一つとして、職場での人間関係が言及されているのです
世代を超えた仲間と与え合うことの幸せが、持続可能な働き方に繋がると思います
同じ苦難を乗り越えた仲間との人間同士の交流やつながりが人生の質が変わる
コンサルティングファームでは、素晴らしい出会いが待っているかも知れませんよ
よい人生(グッドライフ)を送るための参考になれば嬉しいです!
まとめ
持続可能なコンサルファームでの働き方
1.感情報酬に目を向ける
2.デジタル活用のその先
3.共感で繋がる
幸せな人生とは道そのもの、道をともに歩く人たちそのものである
学習意欲が高く、面白い人が沢山いるのがコンサルファーム
長く一緒に歩く人が増えたら嬉しいな!
さぽふるの願いです
コンサルタントとしての生き方を選択肢の一つとして加えてみてはいかがですか?
さぁ、はじめましょう
運営者:さぽふる
さぽふる
<プロフィール>
✔ 40代 現役コンサルタント
✔ コンサルファーム 通算15年 (2社)
✔ 大手事業会社(2社)
✔ スタートアップ ベンチャー企業(1社)
✔ 4回の転職経験
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